2019年7月4日木曜日

ネジバナ

ネジバナの開花が盛りを迎えています。敷地内の広い芝生に毎年たくさんの開花を見るのですが、同じ場所でも年ごとに密度が異なり、昨年よく咲いた場所に今年も咲くとは限りません。ですが、広い芝生地なので、毎年どこかには大きな群落ができます。清掃の方にお願いして、特に密度の濃い部分を残して芝刈りを依頼しています。

ネジバナは小さな花が集合して右か左にらせんを描きながら、ろうそくの炎のような形に
下から上に咲き上がります。日当たりと水はけのよい草地や芝生地を好みます。花は小さいですが、立派なランの花で、おそらく人に最も近く、かなり過酷な条件で咲くランの唯一のものではないでしょうか。この芝生でも年に数回の芝刈りで刈り込まれても、めげずに生えてきて、たくましいです。

芝生の場所によっては、これから咲き始めるところもありますので、今しばらくの間ピンクの絨毯が楽しめそうです。

今年も美しく咲きそろいました。

赤花・ピンク(多数)、白花(まれ)、右巻(まれ)、左巻(大多数)など様々です。

巻き方も密なものあり、疎なものあり、様々です。

拡大するとランの花であることがよく分かります。カトレア、デンドロビウムなどと似ています。

シロバナもガラス細工のような繊細さがあり、とてもきれいです。
2019.06.29撮影










0 件のコメント:

コメントを投稿

平均棍

カやハエなどの「双翅目(ハエ目)」の昆虫には、前翅の付け根に退化した後翅が見えます。多くは先の丸まった棍棒のような形をしており、「平均棍」と呼ばれます。わかりにくい日本語ですが、英語では balancer というので、こちらの方が機能的に理解しやすいです。飛翔時には、前翅の羽ばた...