飼育してみると、蛹になったものは多いのですが、蛹の状態で死んでしまうものも多いことに気づきました。理由はよく分かりません。食草のスミレは土に近く生えており、泥で汚れたものも少なくありません。そのせいでしょうか。先に書いた2匹の蛹は双方とも羽化できずに死にました。また、通路で蛹化した3匹の蛹のうち1匹は羽化しましたが、残りの2匹はだめなようです。
蛹化に失敗して落命したものも2匹いました。幼虫の皮を脱ぎきれなかった状態では成虫にはなれないことがよく分かりました。蛹になることは生理学的にどのような意味があるのか、調べてみる必要がありそうです。
もう一つ気づいたのは、蛹の状態で死ぬと、背中にある金属光沢をしたスタッドのような突起が、金色から変化し、青みを帯びた銀色というか、七色の光を帯びるようです。幼虫の命の最後の輝きかもしれません。
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2019.09.16.撮影
2019.09.16記述
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