2019年9月21日土曜日

自然観察:アケビコノハ

やっと見つけた、というのが正直な感想です。例年アケビコノハの繁殖する場所を通るたびに探していました。

幼虫の独特な形は他に類を見ません。二匹を見つけました。写真上は小さな方、下は大きな方です。尖った鎌首を持ち上げているように見える部分は、実はおしりで、丸まっているのが胴と頭。本当の頭はおしりの反対側、丸まった部分の端っこにあります。

成虫の形も独特で、見事に枯れ葉に変身してしまい、落ち葉の中ではまず見つかりません。擬態の名手です。うまく羽化してくれれば、成虫の素晴らしい擬態を見ることができます。


 2019.09.14.撮影
 2019.09.19.記述




0 件のコメント:

コメントを投稿

東公園:いきもの観察

今年の秋の公園生け垣の剪定は、不思議なことに側面のみを剪定し、上面は剪定なしでした。このままだと来春の芽吹き以降シュートが伸びて、春の剪定が大変になると思われますが、自然観察には、生き物の生育環境がある程度保全されて、いい加減な剪定はありがたいです。 アラカシの葉陰にオオカマキリ...