2025年8月7日木曜日

アカハネナガウンカ

今年も会うことができました。アカハネナガウンカ。正面から写すと偽瞳孔が寄り目になって特に可愛い。この写真、余り納得のいくものではないのですが、午前11時、気温40度近く、草いきれの河川敷、折からの強風等々の条件を勘案すると、まずまずの出来かと思います。ストロボ焚いてF13ですので、背景が暗く夜のように見えますが、炎天下です。


こちらがノートリミングの写真。


近くに数匹。合わせて4匹ほどいました。


毎年夏には写したい撮影対象なのですが、どこに出現するのか分からない。以前多数発生したところに翌年も続けて発生したことがありましたが、そのさらに翌年はぱったりと姿を見せませんでした。

生態としては、イネ科の植物から吸汁するので、このようにクズの葉に止まるのは一時的。今回はセイバンモロコシでしたが、以前はクサヨシだったように思います。

不思議なのは、不完全変態なので、幼虫も親と余り違わない形をしていると思うのですが、幼虫の姿を確認したことがないことです。ネットを探しても幼虫の姿を確定的に掲載しているページは見つかりませんでした。飼育も難しそうですし、幼虫の発見と生態のさらなる解明は今後の課題です。

2025-08-06


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