この公園の紅葉は赤よりも黄色が鮮やかです。日本の里山の典型的な風景のようで、心が安らぎます。ただ、ピラカンサの植え込みは鮮やかな赤が印象的で、ここだけちょっと派手な色使いです。
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コナラの黄葉です。コナラは全国の低山に自生し、薪炭の原料として、また椎茸栽培のほだ木として昔から重要な樹木でした。切り株からひこばえが生えて、長年使われてきたコナラ林では独特の樹形を作ります。
ケヤキです。ケヤキはまず着果短枝という、種子をつけた小枝を先立って落としますので、歩道脇には着果短枝が吹きだまりになっていました。これは光合成を行う通常の葉。
エノキの黄葉です。黒い実が見えます。この実は食べることができます。干し柿に似た味がします。
歩道脇には沢山のドングリが落ちていました。主にアラカシと思われます。
アラカシの実りです。
紅葉の様子も少し...
黄葉を背景にすると、楓の紅葉がより映えます。
前景はピラカンサ、中景はオギ、遠景は楓とコナラ。
これはハゼの赤。
ヤバネヒイラギ(シナヒイラギ)のようです。
これはクロガネモチ。
池の周囲の広葉樹の色づきは今が見頃です。
2019.11.26.撮影
2019.11.27.記述
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