2020年3月18日水曜日

山田池公園:樹木の勉強+オシドリの部分白化個体

コロナウイルス騒動で今年度の総会が延期、おそらくは中止予定。それで回覧する資料を念入りに作成しています。午前中はそれでべったりつぶれてしまいました。昨日の就寝は午前3時ですから、ちょっと働き過ぎ。天気の良い日に動くべし、と今日は午後から山田池公園へ。春の到来を十分に楽しみ、かつ冬芽+萌芽の勉強もしてきました。出会った樹木をメモしておきます。

*****
カマツカの冬芽です。萌芽し始めているものもありました。




 ハンノキ?の芽吹きです。



手の届くところの枝が切られてしまって、枝を近くで観察できません。見栄えをよくするための剪定でしょうが、観察には不便です。

 スダジイの葉表。

こちらが葉裏。金色に光って見えます。


お隣の大木は桑の木のようです。





これはニセアカシア。鋭いトゲと旺盛な繁殖力で問題な植物。この公園にも元気な株が池の畔にたくさん生えています。

ぐしゃっとつぶれたような部分に冬芽が隠れています。


太い幹でも防備はしっかり。一度はびこると退治が大変そうです。

 ハゼの芽吹きです。



シダレヤナギ。しだれた枝が地面につかないのは雑種だとモノの本にありました。

いち早く開花します。



アカメヤナギ。新芽の先につ花序を付けるので、開花はもっとも遅いヤナギだそうです。



枝振りはあまりヤナギらしくありません。


古株の木肌は荒々しく、なよっとしたヤナギのイメージをあらためる必要があります。

 これもそうです。大木です。

再びハゼ。これはまだ芽吹いていない冬芽。

枝のシルエットが独特です。


これはコナラの冬芽。少し膨れていますか。


アカメガシワの芽吹きです。花と見間違うほどの鮮やかさ。

クロガネモチ。まだ実が残っています。歩道の傍なので野鳥が嫌うのでしょうか。 


ヒメオドリコソウの群落です。

これはカキノキの萌芽。

何も言われないと松の木の木肌と間違えそうです。

 クヌギの冬芽。これも膨れてきています。

上の方の枝には芽吹いたものも。

雄花が見えてきています。


山桃の雌花。まだ咲いていません。


雄花。つぼみが膨らんでいます。

ナツグミの冬芽。木肌や芽鱗がすでにグミっぽいです。

葉が一枚残っていました。

これは芽吹きはじめたムクノキ。

元々ですが、成長する頂芽は鎌首をもたげたコブラのようです。

クサイチゴが咲き始めていました。


一回りした橋の傍にあるハナズオウ。このブドウのような丸い芽は、花芽です。


これが葉芽。


ヒイラギモクセイです。

以上、大急ぎで復習しました。このほかにオシドリの部分白化個体も見ることができました。天気の良い日の戸外は気が晴れます。

2020.03.17.撮影
2020.03.17.記述


0 件のコメント:

コメントを投稿

平均棍

カやハエなどの「双翅目(ハエ目)」の昆虫には、前翅の付け根に退化した後翅が見えます。多くは先の丸まった棍棒のような形をしており、「平均棍」と呼ばれます。わかりにくい日本語ですが、英語では balancer というので、こちらの方が機能的に理解しやすいです。飛翔時には、前翅の羽ばた...