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これはその1つです。雄花の開花です。ネコヤナギのようなふさふさとした毛はありませんが、ほんのりと赤みの差した閉じた葯が、少し恥じらうようで、とても美しい。開いて現れた花粉の黄色みが コントラストになって、なかなかのものです。
小枝についた花序です。
樹形としてはこのような形です。
丸みを帯びた雌花をたくさん付けた雌木がありました。
樹形はこのような形。
今ひとつの柳です。これも雌木です。柱頭が変色しているので、花の咲き終わりのようです。
枝をたぐっていくと、先端に開花中の雌花が見えます。
少し引いた景色。
その樹形です。
2番目の柳はちょっと触ると枝がぽろぽろと折れて落ちていきました。どうも枯れ葉が落ちるように、枝を落としていくようです。これによって個体数を増やしているのでしょう。柳には雌木のみが国内に存在する木もあるそうですので、柳のしたたかな属色戦略かもしれません。
結局まともに名前がわかった柳の木はゼロでした。これもまた勉強です。
2020.03.19.撮影
2020.03.19.記述
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