仕方がないので対岸の堤防道路に車を停めて、観察に出かけることにした。
*****
クサノオウです。全草にアルカロイド系の有毒物質があり、末梢神経麻痺作用なども有す有毒植物です。しかし、この成分は鎮痛、消炎作用などがあり、民間では昔から湿疹などの皮膚疾患の外用薬として用いられてきました。名前の由来は「草の王」ではなく、「湿疹(くさ)の王」から付けられたという説もあります。
フラサバソウです。名前の由来はこちら。
ニワトコの花。
アブラチャンの花。咲き終わりです。チアリーダーに似てるかも。
センダンの芽も膨らんできました。
エノキの芽も。
こちらはアカメガシワ。赤みが増しています。
クマノミズキは変化がありません。
こちらのアカメガシワは赤い芽を吹いています。
ムラサキケマンです。アブがホバリング。
シロバナのオドリコソウ。
ネコノメソウ。茶色い種が見えます。
イボタノキ?のようです。
アケビの花が咲き始めていました。
こちらはムクノキ。
先ほどのネコノメソウの花の拡大写真です。
アオキにもハナアブが立ち寄りました。
これは別の場所のアブラチャン。
イラクサです。
葉柄や茎に生える鋭いトゲで人(ばかりではありませんが)を刺します。痛みは3時間ほど続くこともあり、敏感な人にはやっかいな存在です。イギリスではこの草に薬効を認めて、Nettle Teaなるハーブティーとして楽しみます。
赤みがかったオドリコソウです。
クサノオウの蕾。
ムラサキケマン。
これは上記と似ていますが、最近都市部に進出してきたニセカラクサケマン。地中海原産の外来植物です。昨年までは見かけませんでしたので、おそらく堤防補修のダンプカーに種子が運ばれてきたものかもしれません。今後の推移を見守りたいと思います。
人間界はコロナウイルスに振り回されていますが、自然の歩みは着実です。
2020.03.20.撮影
2020.03.20.記述
0 件のコメント:
コメントを投稿