2020年3月3日火曜日

ご近所に里子に出したイヌノフグリ

京都府のレッドデータブック2015で準絶滅危惧種になっているイヌノフグリが自分の家の庭に咲いていたのは以前書きました。全国的にも希少種だそうです。

友人知人の力を借りてこれを増やそうと、昨年知り合いの方々に実のついた株を差し上げて、おのおのの庭の隅に植えていただきました。それが今年うれしい知らせです。向日市の方からは勢いよく張った株にきら星のように咲く花の写真をいただきました。ご近所にもらっていただいた分は種子の散布がうまくいったようで、花壇の外にもたくさんの小さな株が生えて、全部で30株ほどあるでしょうか。今日はその株の写真を撮らせてもらいました。

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花壇の隅で花開いたイヌノフグリです。競争相手がないのが繁茂の理由でしょうか。

コンクリートブロックを背にした場所では、午後から光がよく当たり、暖まって成長が早いようです。力強い株になっています。

花が終わって「ふぐり」の形成も始まっていました。

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自宅の小さな庭のカリンの新芽です。

これはブルーベリー。

ツツジ科スノキ属に属する植物で、開花時期は早いです。

蕾も美しいですが、新芽の緑地に赤の差したグラデーションは見事です。



ハナミズキの花芽です。

こちらは葉芽。

ユキヤナギが咲き始めていました。

カキノキの頂芽です。

これが側芽。

拡大します。


これらのほかに、フジバカマの新芽、ムスカリの花芽も伸びてきています。。

2020.03.02.撮影
2020.03.02.記述


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