2021年8月4日水曜日

アオギリの果実

少し油断をしている間にアオギリの果実が生長し、いつの間にか開いて種子を見せていました。8月1日に、3箇所4本のアオギリを確認しました。

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京都御苑閑院宮邸跡にあるアオギリです。昨年の強剪定により、この一枝しか咲いていません。

すべての実が開いてしまっています。

これは同志社大学新町キャンパス門衛所隣に生えているアオギリ。ちょうど果実が開き始めたところです。ほとんどのものはまだ閉じています。

わずかに開いたサヤ(舟形の心皮)から種子が見えています。

これは桂川沿い堤下児童公園の2本のうちの1本。すべて開いているようです。


こちらは同じ公園のもう一本。まだ開いているものはないようです。


鳳凰の爪も、これほど太ると迫力がありません。

果実の付け根からは今も蜜を出しているようです。

日陰にある心皮は緑で...

日向の心皮は、赤茶っぽくなっています。すべて広がるとかなりのボリューム感があります。心皮は果実を付けたまま、秋の終わりに風に乗って飛び、種子を拡散させます。

2021-08-01 撮影

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