草の葉の上から飛び立とうとするのですが、長雨で羽が湿っているのか、なかなか飛び立てません。
拡大すると、眼がくりくりしていて、とても可愛いです。
首をすくめると胸の模様も目に見えます。
拡大してよく見ると、胸部を透明な殻が覆っているのに気づきます。ジンガサハムシなど、小さな甲虫類では透明な殻を時々見かけます。
さらに拡大します。
桜の木に戻してやると、葉裏でじっとおとなしくしていました。
2019.07.22.撮影
2019.07.22.記述
カやハエなどの「双翅目(ハエ目)」の昆虫には、前翅の付け根に退化した後翅が見えます。多くは先の丸まった棍棒のような形をしており、「平均棍」と呼ばれます。わかりにくい日本語ですが、英語では balancer というので、こちらの方が機能的に理解しやすいです。飛翔時には、前翅の羽ばた...
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