午後の8時頃から10時頃まで夜の散策のついでに観察すると、この場所だけで一晩に多いときで8匹ほどの羽化を観察することができます。蝉の種類にもよりますが、6~7年地下で過ごした蝉が、一晩のうちに地上に現れ、ほんの1時間ほどの間に空を自由に飛べる姿に変身します。いつ見ても不思議で感動を覚えます。
特に羽化したての蝉は、体色が白く、羽が白か透明で、光を当てると七色に輝き、妖精のように美しいと思います。
クマゼミ(♀)です。殻から体を引き抜き、足で殻に止まり、羽を伸ばし始めたところです。
伸びる羽が光の中で紫がかった虹色に光ります。この時だけの現象です。
今夜羽化する幼虫が次々と木を登っていきます。
2019.07.27.撮影
2019.07.27.記述
0 件のコメント:
コメントを投稿