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先般のカモメヅルのような希少種ばかりでなく、秋を彩る草花、ほとんど名も知られないような「雑草」まで、観察の対象になります。しかし、かつては「雑草」と片付けられていた種の、いかに多くが生存を危惧される種になっていることでしょう。まずは名前を知ることから始めたいと思います。名前を知ることは、その名前が付いたものを知ることにつながり、自分自身とそれらとの関係性を知ることになります。自然がもっと豊かだった過去を振り返り、現在の姿に気づくことで、未来への道筋が見えてくるように思います。
ヤマボウシの実。
クレマチスの花殻。種ができています。
ヒヨドリジョウゴ。
クチナシの実。
サカキの芽です。少しねじれているのが特徴とか。
これはサカキの実。実るのは珍しいそうです。
これはヒサカキの実。
もうすでにつぼみもつけています。春早くに花を咲かせます。
今年は随所に見られる、テイカカズラの実。
カラタネオガタマ。花はバナナの熟した実のような香りがします。
ウメモドキ。
花殻の様子から、ウツギの仲間のようです。
拡大して撮っておきます。
ヌスビトハギ。在来種です。さすがに世界遺産の神域です。
サンシュユの葉。この時期主脈に近い部分が黒くなります。
サンシュユの実。まだ青いです。これが熟すと真っ赤になります。
モッコクの実。リンゴの色です。
モッコクの葉です。
これは、ランタナの実。秋遅くまで咲いて、蝶や蜂の貴重な蜜源植物です。
カクレミノの実。
フジの実のようですが、普通のものより小さく、ごつごつしています。
2019.10.10.撮影
2019.10.12.記述
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