2019年10月13日日曜日

観察記録:宇治駅から天ヶ瀬ダムを歩く:その2

There were also common shrubs and flowers that anybody will recognize--but few can tell their correct names. Learning the names of common plants is the first step of nature conservation, for our promising future lies in the common and familiar scenes in the past.

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先般のカモメヅルのような希少種ばかりでなく、秋を彩る草花、ほとんど名も知られないような「雑草」まで、観察の対象になります。しかし、かつては「雑草」と片付けられていた種の、いかに多くが生存を危惧される種になっていることでしょう。まずは名前を知ることから始めたいと思います。名前を知ることは、その名前が付いたものを知ることにつながり、自分自身とそれらとの関係性を知ることになります。自然がもっと豊かだった過去を振り返り、現在の姿に気づくことで、未来への道筋が見えてくるように思います。

ヤマボウシの実。


クレマチスの花殻。種ができています。

ヒヨドリジョウゴ。

クチナシの実。

サカキの芽です。少しねじれているのが特徴とか。

これはサカキの実。実るのは珍しいそうです。

これはヒサカキの実。

もうすでにつぼみもつけています。春早くに花を咲かせます。

今年は随所に見られる、テイカカズラの実。

 ヤブニッケイ。楠の仲間で、葉を揉むと良いにおいがします。

カラタネオガタマ。花はバナナの熟した実のような香りがします。

ウメモドキ。

花殻の様子から、ウツギの仲間のようです。

拡大して撮っておきます。

ヌスビトハギ。在来種です。さすがに世界遺産の神域です。

サンシュユの葉。この時期主脈に近い部分が黒くなります。

サンシュユの実。まだ青いです。これが熟すと真っ赤になります。

モッコクの実。リンゴの色です。

モッコクの葉です。

これは、ランタナの実。秋遅くまで咲いて、蝶や蜂の貴重な蜜源植物です。

カクレミノの実。

フジの実のようですが、普通のものより小さく、ごつごつしています。
2019.10.10.撮影
2019.10.12.記述



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