先日の観察の落ち穂拾いです。ちょっと長いリストになりました。
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シロヤマブキの実です。真っ黒な実が4つずつ実ります。昔は人形を作ったときの目にしたそうです。
シュウメイギクです。白花と赤花が並んで咲いていました。「キク」と名が付きますが、キンポウゲ科イチリンソウ属でアネモネの仲間です。
この木は何でしょう?リョウブでしょうか?
シュウメイギクの白花です。
センリョウ。実が青い時期は、他の植物と見間違います。
これはマンリョウ。実の付き方が独特ですので、こちらは見間違えません。
ハナズオウ。木をびっしり覆う赤紫の花からこの実ができるとは意外です。マメ科ジャケツイバラ亜科に属すると聞けば、この実の姿も、なんとなく納得。
先般紹介したスズメウリです。
タマスダレ。
朝白色で午後にピンクに変わる、お酒に酔ったようなスイフヨウです。
彼岸花の葉芽が出始めていました。これから春にかけて葉を広げて球根に養分を蓄えます。
ロウバイの実です。これはちょっと汚く蓋が開いたもの。
これはちょっとましなもの。春まで木に下がっていると、果肉が落ちて繊維だけの編み目の籠になります。それに花を入れて下げたりすると、ちょっとお洒落なインテリアにもなります。きれいな実を見つけましょう。
ベニナツツバキの実です。ツバキ属の藪椿の仲間とナツツバキ属の実は、かなり異なります。
キブシの花芽のようです。来年の春への準備です。
ヌカキビです。この季節の単子葉植物の中でも繊細さでは誰にも負けません。
川沿いのエノキにはヤドリギが多く着生していました。実がなる頃にはレンジャクの訪問が期待できます。
シマトビケラあるいはオオシマトビケラ。
チュウガタシロコガネグモのようです。
毛虫に葉を丸坊主にされた桜が、時季外れの花をつけていました。
ヨツバムグラでしょうか。
きのこは、う~ん分かりません。
これも同様。これらの苔は水がしみ出る石垣のコケの間から生えています。
神社の手水から流れる用水路にはサワガニが隠れています。
カラスウリも場所によっては沢山実っていました。
クビキリギスがいました。赤い口が特徴的。このまま成虫で冬を越します。春一番にジーーと地味に鳴きます。
リリースしてあげました。
土塀の向こうにカラスウリの実りです。
このきのこも難しい...。倒木に生えていました。
トサミズキの実です。花は可愛らしいですが、実はあまり風情がありません。
これは何だったでしょうか。思い出せません。
シナダレスズメガヤだと思いますが、微妙な所もあります。
う~ん、これは何だったろう。メヒシバに似ていますが、もっと繊細です。ササガヤでしょうか。
キダチコマツナギ。中国原産の外来種です。在来種のコマツナギは地を這うように成長し、立ち上がりません。
コマツナギは駒繋ぎ。馬をつないでおくほど蔓が丈夫だということから。
オトコエシ。オミナエシと同じ科属に属しますが、全体に毛が多く、繊細さに欠けるので(←かなり先入観アリ)「オトコ」かと。
ナンキンハゼの実です。やがて熟すと白くなります。
今年は実りの豊かなアオツヅラフジ。
ブドウのようになっていますが、有毒です。
ブドウの仲間ではなく、食べることができませんが、ノブドウ。花はヤブガラシにそっくり。属は違いますが、同じブドウ科の植物。
実はやがて青や赤、紫などいろいろな色になりますが、それは内部に巣くっている虫の背だとか。
実と花が同時に撮れました。
アオゲイトウでしょうか。
ウリクサという名前だそうです。極小の植物です。
しかし、花をよく見ると、実に美しい。
オシロイバナですが、赤と白の混じったものが咲いていました。初めて見ましたが、ウィルスによるものかも。
2019.10.10.撮影
2019.10.13.記述
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