2019年10月14日月曜日

観察記録:宇治駅から天ヶ瀬ダムを歩く:その3

This list is a reminder of the plants we find on the way from Keihan Uji Station to the Amagase Dam.

先日の観察の落ち穂拾いです。ちょっと長いリストになりました。

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シロヤマブキの実です。真っ黒な実が4つずつ実ります。昔は人形を作ったときの目にしたそうです。

シュウメイギクです。白花と赤花が並んで咲いていました。「キク」と名が付きますが、キンポウゲ科イチリンソウ属でアネモネの仲間です。

この木は何でしょう?リョウブでしょうか?


シュウメイギクの白花です。

センリョウ。実が青い時期は、他の植物と見間違います。

これはマンリョウ。実の付き方が独特ですので、こちらは見間違えません。

ハナズオウ。木をびっしり覆う赤紫の花からこの実ができるとは意外です。マメ科ジャケツイバラ亜科に属すると聞けば、この実の姿も、なんとなく納得。

先般紹介したスズメウリです。

タマスダレ。

朝白色で午後にピンクに変わる、お酒に酔ったようなスイフヨウです。

彼岸花の葉芽が出始めていました。これから春にかけて葉を広げて球根に養分を蓄えます。

ロウバイの実です。これはちょっと汚く蓋が開いたもの。

これはちょっとましなもの。春まで木に下がっていると、果肉が落ちて繊維だけの編み目の籠になります。それに花を入れて下げたりすると、ちょっとお洒落なインテリアにもなります。きれいな実を見つけましょう。

ベニナツツバキの実です。ツバキ属の藪椿の仲間とナツツバキ属の実は、かなり異なります。

キブシの花芽のようです。来年の春への準備です。

ヌカキビです。この季節の単子葉植物の中でも繊細さでは誰にも負けません。

川沿いのエノキにはヤドリギが多く着生していました。実がなる頃にはレンジャクの訪問が期待できます。

シマトビケラあるいはオオシマトビケラ。

チュウガタシロコガネグモのようです。

毛虫に葉を丸坊主にされた桜が、時季外れの花をつけていました。

ヨツバムグラでしょうか。

 その実です。

 同じく。

きのこは、う~ん分かりません。

これも同様。これらの苔は水がしみ出る石垣のコケの間から生えています。

 鎮守の森の木々にもヤドリギが一杯。

神社の手水から流れる用水路にはサワガニが隠れています。

カラスウリも場所によっては沢山実っていました。

クビキリギスがいました。赤い口が特徴的。このまま成虫で冬を越します。春一番にジーーと地味に鳴きます。

リリースしてあげました。

土塀の向こうにカラスウリの実りです。

このきのこも難しい...。倒木に生えていました。

トサミズキの実です。花は可愛らしいですが、実はあまり風情がありません。

これは何だったでしょうか。思い出せません。

シナダレスズメガヤだと思いますが、微妙な所もあります。

う~ん、これは何だったろう。メヒシバに似ていますが、もっと繊細です。ササガヤでしょうか。

キダチコマツナギ。中国原産の外来種です。在来種のコマツナギは地を這うように成長し、立ち上がりません。

コマツナギは駒繋ぎ。馬をつないでおくほど蔓が丈夫だということから。

オトコエシ。オミナエシと同じ科属に属しますが、全体に毛が多く、繊細さに欠けるので(←かなり先入観アリ)「オトコ」かと。

ナンキンハゼの実です。やがて熟すと白くなります。

 ヤクシソウだと思います。車道の向こう側で近づけませんでした。

今年は実りの豊かなアオツヅラフジ。

ブドウのようになっていますが、有毒です。

ブドウの仲間ではなく、食べることができませんが、ノブドウ。花はヤブガラシにそっくり。属は違いますが、同じブドウ科の植物。

実はやがて青や赤、紫などいろいろな色になりますが、それは内部に巣くっている虫の背だとか。

実と花が同時に撮れました。

アオゲイトウでしょうか。

 カニクサ。シダの仲間です。

ウリクサという名前だそうです。極小の植物です。

しかし、花をよく見ると、実に美しい。


 イヌクグだと思います。コンクリートで固めてある溝の中から生えていました。京都府のレッドデータブック2015では準絶滅危惧種に指定されつつ、最近は生息域を広げていると言うことですが、まさかこのようなところに。びっくり。


オシロイバナですが、赤と白の混じったものが咲いていました。初めて見ましたが、ウィルスによるものかも。

2019.10.10.撮影
2019.10.13.記述




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