2019年10月11日金曜日

観察記録:青虫の不思議:化学防御

One book on caterpillars points out that the dews on the infant caterpillar skin are a part of a chemical defense system against ants and other predators. It contains palmitic acid and oleic acid and ants dislike these chemicals. A mystery solved!

キタキチョウの若齢幼虫を観察していると、まばらに生えている毛の途中に丸い露のようなものが付いています。最初は水滴だろうと思っていたのですが、蒸発することなく常時付いていることから、これは何か意味のあることだろうと思い始めていたところ、ある文献により、この水滴様の玉が、パルミチン酸とオレイン酸を含む油滴で、幼虫の天敵であるアリがこれを嫌うことが分かりました。モンシロチョウなどにも見られる現象だそうです。身近なものにもまだまだ不思議があるものです。

*****

孵化間もない幼虫です。毛の中腹に油滴が見えます。

3日目の幼虫です。

アップすると油滴がよく見えます。
2019.10.05., 2019.10.07.撮影
2019.10.10.記述



0 件のコメント:

コメントを投稿

保津峡周辺

5月の連休には保津峡でセダカコガシラアブを観察することにしているので、今年も本日(5月5日)も出かけました。晴天で気温も低く、実に気持ちの良い日でしたが、風が強く、お目当てのアブは、気温が上昇してきた午後になってやっと姿を現しました。吸蜜する木が大きく育ってしまったので、これまで...