仕事の帰りに京都御苑を散策しました。御苑は、ほぼ週一で訪れているのですが、週ごとに秋の気配が深まります。日の入りが早くなりましたので、夕日で写真が赤みがかっているのは、ご容赦願います。
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石薬師御門から入ってすぐの、母と子の森の近くに生えていたきのこです。太いきのこがニュッと顔を出していました。何のきのこかは定かではありません。このまま大きくなったら、同定したいと思います。付近はクヌギ(アベマキ?)の林なので、ドングリが沢山落ちています。ドングリを見ると、なぜか拾ってしまいます。採集本能でしょうか。少し持ち帰りました。飾っておくだけでも楽しいです。
清和院御門の近く、林の中にもきのこが生えていました。イグチ系のきのこだと思いますが、自信がないので、同定は控えておきます。
近くにももう一つ。上記のものが大きくなったのでしょうか。きのこの世界はディープです。
お目当てのゲンノショウコ。赤花は西日本に特徴的だといいます。実った種が開いているところを撮りたかったのですが、適当なものが見つかりませんでした。
晩生のキンミズヒキがきれいに咲いています。
そこここにケヤキの葉が落ちています。これは着果短枝と言って、ケヤキが種を風で運ぶ方策です。ケヤキの実は、松の種やカエデ楓の種のように、風に乗って飛ぶための翼がありません。それで、種を付けたまま落下して、風に乗って種を飛ばす特殊な枝を作っています。これを着果短枝といいます。母の愛と言えるでしょうね。少し形は異なりますが、葉を付けたまま種を飛ばす植物には、菩提樹やツクバネなどがあります。
ここにもチカラシバが。
赤系統と白系統があるのでしょうか。美しいコントラストです。
2019.10.16.撮影
2019.10.16.記述
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