2020年2月10日月曜日

植物園:冬から春へ

このところテレビも新聞も連日新型コロナウィルスのニュースばかりです。もともと人混みは好きではないのですが、いよいよ町中などへ行く気にもなりません。暖冬で冬芽がほころびないうちにと、植物園へ冬芽の観察に。冬から春へ季節が変化しつつありました。いくつか目にとまったものをポストしておきます。

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コゴメイヌノフグリです。1960年あるいは1961年に小石川植物園がヨーロッパから入手した種子を撒いたのが日本での導入のはじめとされる。逸出して現在全国に拡散中。京都府立植物園でも正門近くと賀茂川門近くに、他の植物を押さえ込んで増殖中。

オオイヌノフグリの白花バージョンと言えます。花はなかなか清楚でかわいいですが、和名の「ふぐり」のため、「ざんねんな植物となります。

 シデコブシです。ぼさぼさ頭の花芽が特徴的。


これは葉芽だけのようですね。

ヒイラギナンテン。黄色い蕾が膨らんできました。

アカメガシワの冬芽です。蕾が徐々に膨らんできたような...。



クサギの葉痕と冬芽です。





受験生のお守りヤマコウバシは、気づくと園内のあちらこちらに生えています。

キンキマメザクラです。寒さをついていち早く開花します。
 

蕾です。

元気のよいカナクギノキ。

ホソバイヌビワの冬芽です。

 メタセコイアの葉芽です。

これが雌花の花芽?

見上げると、雄花が咲き始めているようです。

雄花の房を手に入れました。まだ花粉は飛散していません。

マグワの枝です。




 シラキの葉痕。

アジサイの葉痕。

ベニバナトチノキ(マロニエ)です。

サイカチの頂芽。げんこつのようです。

こちらタラの芽。

クロジが怪訝そうに見ていました。

2020.02.08

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