これまで、夏に大きくなる緑の球果やそれが裂開した果実はよく見たのですが、今回その花を観察することができました。観察したのはいずれも雌花のようです。
*****
ほとんど目につかないようなおとなしい花です。直径は5ミリほどでしょうか。
拡大します。
さらに拡大。花の中央付近に4本の管が見えます。この管から受粉滴という粘度のある液体を分泌し、それに尾花の花粉を付着させ、内部の胚乳に受粉させるという仕組みを持っています。小さいながらも、なかなか複雑でしたたかな繁殖の方法を心得ています。
雄花を見つけてみたいですね。
2020.03.07.撮影
2020.03.09.記述
0 件のコメント:
コメントを投稿