河川敷を散策した際に目にした植物と昆虫たちのメモです。
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約一月前に花が咲いたアキニレの果実が実り、葉が黄葉してきました。
マユタテアカネでしょうか。日だまりで体を温め、縄張りを主張するのか、飛翔する昆虫を追うのか、時折飛び立っては戻ります。
ニホンミツバチだと思います。外来種として嫌われがちなセイタカアワダチソウもこの時期には大切な蜜源です。
これはニクバエのようです。先に琵琶博のポスターで紹介したように、ハエはポリネーター(花粉運搬者)として大切な存在です。
葛の葉にはホシホウジャクが陽光を浴びて暖まっていました。相変わらずのステルス戦闘機のような形状です。
春から観察を続けてきたアカメガシワに住まうオオミノガの幼虫たちはずいぶん数を減らしました。現在目視で約10頭ほどしか見当たりません。オオミノガの卵は一腹数千個と言われています。仮に千頭近くの幼虫が10頭になった、ととすれば100分の1の生存率。これがさらに来春成虫になるまでに寒さや事故や寄生虫などで死ぬものもいるでしょうから、数百分の1のみが生き残るということでしょうね。厳しい世界です。
しっかりと簑を枝に固定して冬の到来に備えています。
2020.11.03.撮影
2020.11.06.記述
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