2020年11月9日月曜日

草紅葉(の中身)

渡月橋下流の川岸で、河床掘削が進んだ場所は河原が広くなり、そこに紅葉する野草が広がって草紅葉状態です。実際にどのような種があるのか、確認を兼ねて歩いてみました。

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これはセンダングサの紅葉です。案外きれいな色に染まっています。

これはヤナギタデ。

アカザ。

オオマツヨイグサでしょう。

これはアリタソウかと思いましたが、よく見るとアカザのようです。写真を撮ったときにはしっかり覚えたつもりですが、時間が経つと記憶が曖昧になります。。

その茎の部分。

これはイヌコウジュ。残っている中央の萼裂片がとがり、種子に網目模様があります。鮮やかな紫色に染まっています。

オオエノコロ。

小さなアカザの葉の見事な紅葉。

おそらくコゴメカヤツリ。

メヒシバだと思います。

再びヤナギタデ。

メリケンガヤツリ。

これはらちょっとわかりません。イネ科かカヤツリグサ科か?来年の春を待たないと。


コニシキソウ。

オオイヌタデの群落。これが草紅葉の大部分を作っています。
ザクロソウ。

背の高くないセイタカアワダチソウ。

オオオナモミ。これも見事に紅葉しています。

カゼクサのお疲れ様状態。

その軸が美しい。

再びヤナギタデ。

ノゲイトウにまだ赤い花が残っています。

ノゲイトウの紅葉です。

再びメヒシバ。

再びオオマツヨイグサ。

ヨモギも赤紫に色変わりしています。


イヌタデ。

ダキバアレチハナガサ。

エノコログサの葉の紅葉です。

その穂は紫色に色づいています。

エノキグサ。

これはおまけのカラスウリ。このあたりのものは小さくて丸みがあります。何かと交雑したのでしょうか。

いかにも人を寄せ付けないようなアレチウリの実です。何をそんなにツンツンしているのでしょうね。

2020.11.03.撮影
2020.11.09.記述



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