一昨日京北の林縁に遊びました。京都市内と異なり、やはり自然度が高い山中はいろいろと見るものがあって楽しいです。怒濤のようなインバウンドツーリストとも、ここでは無縁。ありがたいです。ウワミズザクラがちょうど花期を終えようとしているところなど、やはり市街とは異なる季節の流れだな、と感じます。
観察地への途中、ヒノキの林が切れる林道の日だまりに、ニワハンミョウが数匹動き回っていました。ハンミョウはよく観察したことがあるのですが、ニワハンミョウはあまりじっくり見たことがありません。近づくとハンミョウと同じように、飛び下がって「道案内」をするのですが、日だまりを好むのか、日陰に入る場所まで来ると、反転して日だまりに戻ります。
それでは、と砂利道に膝をついてカメラを構えると、しばらく躊躇していましたが、徐々に近づいてきました。立ち止まり、進み、立ち止まり、進み。「ダルマサンガコロンダ」ではありませんが、用心しながらも、こちらが特に危害を加える様子でもないとわかったのか、20~30cm近くに、さらにはカメラから10cmほどのところへ。
おいおい、これではフォーカスできないよ、と少し身じろぎして遠ざけると、しばらくしてまだ近くへ。「おとうちゃ~~ん」と慕われているような錯覚に陥ります。しかし、よく顔を見ると、う~~ん、これが息子だったら、ちょっとたじろぎますね。
2024-05-06
0 件のコメント:
コメントを投稿