2020年8月20日木曜日

シリブカガシ

Shiribukagashi (Lithocarpus glaber) at Botanical Garden

Shiribuka means "concaved bottom". The Japanese name derives from the fact that the bottom of an acorn (the part of an acorn covered with a bowl-shaped shell) is concave.

またまた15日の府立植物園の観察です。落ち穂拾いです。

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シリブカガシを観察しました。シリブカガシは、秋に花を付け、秋に実を熟しますので、ドングリと花とが同時に観察できる樫の木です。ブナ科マテバシイ属の樹木です。京都の保津峡に自然林の北限があることで、京都にゆかりのある木でもあります。

マテバシイ属は日本に2種あり、もう一方のマテバシイも公園樹木としても好まれ、この府立植物園にも大きな群落があります。マテバシイの実は大きくて、形が大砲の弾のようですので、年配の方から、昔は「大砲ドングリ」と呼んでいたと聞きました。マテバシイは6月頃に花が咲き、翌年の秋に実が熟しますので、この木も花と実との両方が同時に観察できる木です。

さて、シリブカガシに話を戻します。8月15日に観察したところ、雌花と雄花の準備ができつつありました。下のごつごつした花序が雌花で、上の棒状のものが雄花になります。


雌花を拡大します。

横合いにはドングリも生長してきています。下方のドングリが成熟しつつあるもので、上方にたくさんある丸いものは未熟なまま終わるドングリです。

2020.08.15.撮影
2020.08.19.記述


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