Shiribukagashi (Lithocarpus glaber) at Botanical Garden
Shiribuka means "concaved bottom". The Japanese name derives from the fact that the bottom of an acorn (the part of an acorn covered with a bowl-shaped shell) is concave.
またまた15日の府立植物園の観察です。落ち穂拾いです。
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シリブカガシを観察しました。シリブカガシは、秋に花を付け、秋に実を熟しますので、ドングリと花とが同時に観察できる樫の木です。ブナ科マテバシイ属の樹木です。京都の保津峡に自然林の北限があることで、京都にゆかりのある木でもあります。
マテバシイ属は日本に2種あり、もう一方のマテバシイも公園樹木としても好まれ、この府立植物園にも大きな群落があります。マテバシイの実は大きくて、形が大砲の弾のようですので、年配の方から、昔は「大砲ドングリ」と呼んでいたと聞きました。マテバシイは6月頃に花が咲き、翌年の秋に実が熟しますので、この木も花と実との両方が同時に観察できる木です。
さて、シリブカガシに話を戻します。8月15日に観察したところ、雌花と雄花の準備ができつつありました。下のごつごつした花序が雌花で、上の棒状のものが雄花になります。
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